紅葉の最上川舟下りの帰り道に、豪雪地で有名な肘折温泉に寄ってみようと言う事になりました。 （No.1;滋賀県伊吹山、No.2;青森県酢が湯、No.3;新潟県守門、No.4;新潟県津南、 No.5;山形県肘折　2018/2/4 438cmを記録） 戸沢村役場の有る古口から県道57号線（戸沢大蔵線）を南に進み途中まで来たら突然通行止（先般の台風で）、 路幅が狭く二度と通りたくない県道331号線（片倉塩線）を経由し国道458号線 （国道で未舗装区間があるので有名）に出ることが出来ほっとしました。 湯の台スキー場を経て肘折トンネルを出ると直ぐ肘折温泉郷を見下ろす 事の出来る「肘折希望（のぞみ）大橋」展望台に到着しました。 そこに設置されていた「肘折希望（のぞみ）大橋」説明パネルにより多くを学びました。 平成24年(2012)4月〜5月の大規模な計8回に及ぶ地滑りにより、県道57号線が約150mにわたり崩落し、 通行止めになり、その規模は拡大し土砂と雪が肘折温泉近くの銅山川に流れ込み 温泉街が水没する危険が生じました。 国土交通省東北地方整備局のプレスリリース 「山形県大蔵村肘折地区で発生した斜面崩壊への対応について」 この路線は、肘折地区と新庄方面を結ぶ重要な路線で、冬期間は地区外へ出る為の唯一の道路。 このため、冬までに通れる道路の復旧として長さ約240mの橋梁が計画されました。 （鋼製骨組み（ラーメン）桟道橋として日本最長） 災害発生から本開通までの24時間体制での工事600日間の記録をリンクしました。 日本一の鋼製ラーメン（骨組み）桟道橋「肘折希望大橋」 ＊仮開通までの記録＆本復旧までの記録 多くの皆さんのご努力により完成された「肘折希望大橋」を一回転して肘折温泉郷に降りました。 この一帯はかって「肘折火山」という大きな活火山があり、その爆発により出来た「肘折カルデラ」と よばれる直径約2kmの窪地（カルデラ）が肘折温泉郷となっています。 紅葉はまっ盛りでした、写真をお楽しみ頂ければ幸いです。 (2018.11.09　dora記)